ト書きを読み解く
今、映像演技のレッスンで、一番重要な事を習っていること。
演劇界で、既に長い間活躍されている方々は、十分お分かりだとおもいますが
「ト書きを読み解く」
そして、それを
「伝える」
役者の一番大事な役目なわけですよね。
ト書きとは(コトバンクより抜擢)、演劇脚本用語ですが、脚本の中に台詞(せりふ)以外に、登場人物の出入り、動き、心理、状況や照明、音楽、効果などの演出的要素を指定して書かれた部分。
つまり、指示書。
映像作品を作り上げる上で、制作チームが一丸となって、役割分担としてやっていくための共通事項のマニュアルみたいなもの。
演じる側はその指示書を瞬時に読み解いてどうそれを表現していくかが役割なわけです。
どれだけ、この脚本のト書きをきちんと読み解いて、その通りに表現できるかどうか。オーディションの時などは、予習できない脚本を渡されて、瞬時に読み解いて、そこで発表しなければいけません(いわゆる即興です)。
ある程度の、こういったテーマの作品だとかはわかっていても、どんな脚本の一部が渡されるかはその時ではないとわからない、、、

脚本家が、意図したことが込められているわけですから、それと全く異なることを表現したら、そこで没、になるわけです。
そうじゃないんだよ。
それじゃないんだよ。
想像力が欠如しているから故、何度も何度もダメだしされて、ちょっとしたことでわかってきたかな。
役者業以外の事に置き換えてもものすごくわかりみなことが最近多々多かったので(^-^)
このように、役者業以外にも、皆様のお仕事やプライベートなことにも応用できるレッスンがオンラインサロンにはあります。