ヨガの呼吸法、カルサイネイザンでも必須
ヨガでも一番大切に伝えさせていただいている呼吸法。
「法」という言い方しているので、物凄く難しい特殊な事をイメージされるかもしれませんが、何も難しいことは無い、
吸って(良い気を体内に取り込む)
吐いて(悪い気を体内から吐き出す)
の人間が生きていくために必要な呼吸を普段から深く意識して循環させましょう!ということなんですね。
呼吸法に関しては、ヨガレッスンはじめ、タイ式セラピー全施術コースを受けられるクライアント様に、必須事項として強く勧めています。呼吸が浅くなると交感神経が優位になりやすくなり、酸素不足や代謝の低下、疲れやすさなどの原因となります。この呼吸法によって自律神経を整えることができます。特に、自律神経を整えることを一つの目的としているカルサイネイザン施術に必要な内容という事はこの理由です。

呼吸法には、主に、次のようなものがあります。
- 胸式呼吸:通常皆さんが無意識で呼吸をしている呼吸法です。交感神経を刺激してやる気を高める効果があります
- 腹式呼吸:就寝時に使う呼吸法で、副交感神経を刺激して休息モードに入りやすくする効果があります
- 長生き呼吸法:口から6秒かけて息を吐き、鼻から3秒かけて息を吸う呼吸法で、自律神経のバランスを整える効果があります
- 片鼻呼吸法:サンスクリット語では「ナーディーショーダナ」と呼ばれ、片方の鼻で息を吸い、片方の鼻から息を吐く呼吸法です
- カパラバティ:背筋を伸ばして座り、両手をお腹に当て、鼻から息を吸って、鼻から強く吐き出す呼吸法です
普段、意識していない事が沢山あるので、一見、難しそうなことと感じるかもしれませんが、基本的に大切な部分は共通して
1. 5秒、鼻から吸って
2. 1秒、一旦、息を止める
3. 10秒以上、ゆっくり吸い込んだ体内の空気を吐き出す(吐き出すのは口からでいい)
この繰り返しです。
カルサイネイザン施術の流れと詳細をご存じの方はお分かりと思いますが、おへそ周りの八つのポイント八支則や、腸の位置に沿って深く押し込んでアプローチ、腸腰筋などを緩めるための施術など、カルサイネイザン施術の最も大切なパートを施術するところに、この「呼吸法」が非常に重要になってきます。

もし、上記の1,2,3の呼吸の繰り返しが出来なければ、まったく効果・効能を期待する以前の問題。身体に常に緊張感とストレスが蓄積されたままで、ご自身の身体を無意識で痛みつけてしまっている自虐的な状態のままで、施術自体も心地よく万全に受けることができず、お金を払って受ける意味すらないものと、私は明言しています。

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