タイ・カルサイネイザンは違法か合法か?「警察に確認したから大丈夫」の盲点と健全なサロン運営ガイドライン

タイ伝統療法の一つである「カルサイネイザン」。 最近、SNS(X)などで「カルサイネイザンは違法か?合法か?」「警察署に相談したから大丈夫だった」といった発信を見かけることが増えました。

限定された文字数のSNSだから言葉足らずになるのは仕方のない面もありますが、私個人としては、そうした発信内容や受け止め方に少し違和感を抱いています。

今回は、業界の健全化とお客様・セラピスト双方の安全のために、カルサイネイザンと法律(風営法)の関係、そして本来あるべき施術のコンセプトについて掘り下げてお伝えします。

1. カルサイネイザンが「違法(風営法違反)」と疑われる理由

まず、「カルサイネイザンが何に対して違法と疑われるのか?」整理する必要があります。結論から言うと、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)との関係です。

施術そのものが悪なのではなく、以下のような条件が重なることで「性風俗サービス(店舗型性風俗特殊営業等)」の疑いを持たれてしまうのが現状です。

  • 生殖器周辺部位への施術パートが含まれる
  • 異性に対して「密室」で施術を行う
  • 性風俗営業の許可地域外で営業している
  • マンション等、建物の所有者・管理会社の許可なく営業している(※迷惑防止条例違反等のリスク)

これらが重なると、「性的好奇心を刺激するサービスを提供しているのではないか?」と公安委員会(警察)から疑いをかけられ、摘発の対象となり得ます。

2. 「警察に確認したから大丈夫」の落とし穴

「うちの地域の警察署に相談したら『大丈夫』と言われた」「あっちの警察ではダメと言われた」といった声を耳にしますが、本来の目的から逸れてしまっていないでしょうか?

警察(生活安全課)が目を配っているのは、セラピストの商売を妨害するためではなく、「セラピスト本人、従業員、そして周辺住民が安全・安心に生活できるようにするため」です。

どれだけセラピスト側が「これは健全な伝統療法です!如何わしい風俗ではありません!」と主張したとしても、「密室」で「看板を掲げず」「生殖器周辺を異性に施術する」以上、常に性的サービスの疑いを持たれるリスクと隣り合わせであるというのが客観的な事実です。

「誰に、何を、誰が、何のために、どのように提供するのか?」 一番大切なクライアント(お客様)の視点が置いてけぼりになっていないか、今一度見つめ直す必要があります。

PC(パトカー)大好き!一度は乗ってみたい(運転ね、後部座席に、、、じゃないよ)

3. カルサイネイザン本来の魅力と、サロンが取るべき選択肢

カルサイネイザンは男性向けのアプローチ(男性機能向上とか生殖器への、、とか男性の勘違い性的好奇心を煽るような)ばかりが注目されがちですが、本来最も重要なのは「腹部(デトックス・内臓セラピー)へのアプローチ」です。

生殖器周辺への施術に固執しなくても、技術と知識があればクライアントに素晴らしい効果と満足感を提供することができます。

もし、サロンのコンセプトとして「どうしても生殖器周辺の施術を外せない」のであれば、風営法の届出を行うなど然るべき法的手続きを取って運営するべきです。半端な知識やSNSの情報を安易に鵜呑みにして営業するのは、自身とお客様を危険に晒すことになります。

それに関わる事案ならば、所定の届け出などを済ませて適正・適法に運営していきましょう!というのが私のコンセプトです。

4. 当サロンおよびプロデュース店舗のガイドライン

当サロンおよび私がプロデュースするサロンでは、以下のガイドラインを徹底しています。

  • サロンルームでは生殖器周辺部位(デリケートゾーン)への施術は行いません
  • サロン施設を完全な「密室」仕様にはしません
  • 生殖器周辺部位(デリケートゾーン)へのアプローチが必要な施術の場合は派遣型にて出張施術にて承ります(適正・適法な店舗からセラピストを派遣いたします)

「健全なタイ式セラピーとして、お客様に最高の効果と安心を提供する」というコンセプトのもと、明確なガイドラインを定めて運営しています。

【サロン運営者・セラピストの皆様へ】

当サロンの運営形態は、法的なリスクを回避しつつ、セラピストとしての専門性と集客を両立させるビジネスモデルとして構築しています。

  • カルサイネイザン・タイ式セラピーの技術習得
  • リスクのない健全なサロン開業・ガイドライン構築のご相談

「正しい知識で安心してサロンを運営したい」「ビジネスモデルを参考にしたい」というオーナー様・セラピスト様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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